アンコール・トム アンコール・ワット バンテアイ・スレイ ロリュオス遺跡群 アンコール遺跡群 トンレサップ湖 旅行の記録 体験記・写真記

3日目

1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目

 この日の朝は、スラ・スランでの朝日観賞からです。まだ真っ暗なうちにホテルを出発し、かつての王様の沐浴場へ向います。実はこのオプションは、「地球の歩き方」に紹介されていたものなのですが、それでも実際に行く人は少ないようで、ガイドさんに話したらびっくりされました。でも、他に人がいないので静かな夜明けを楽しむことができて、とても良かったです。

 この橋の上を車が通るのですよ。信じられますか!
 朝日の撮影をしているところ。けっこう朝は冷え込む。特にここは水場なので冬の格好でちょうどいいくらい。  そして、午前中は「東洋のモナリザ」と称えられる天女の彫像が有名なバンテアイ・スレイを訪ねます。たぶんそんなには遠くないと思うのですが、なにしろ道が悪い。そのせいで時間がかかります。

 ちなみに、このツアー中、利用した車はいわゆるバンです。それも最近の日本で見られるような四輪駆動の立派なのではなくて、工事の職人さんたちが現場に乗っていく時に使うようなタイプです。まったく、都内で無駄に走っているRV車を取り上げて持って行きたいと思いました。

 さてバンテアイ・スレイは天女の彫像が有名なのですが、僕が一番印象に残ったのは、建物を飾る破風のレリーフです。アンコール遺跡はレリーフも有名ですがそれはそのストーリー性や、民衆の生活の描写が面白いからで、技術的には大したことはないのですが、ここのレリーフは本当にきれいでした。
写真館でご覧ください)

バンテアイ・スレイの祠堂の前でポーズ!
 そして昼近くなり込み合ってきたところでシェムリアップへ戻ります。今日の昼食は街中の屋台。地元の人たちが行くお店です。なんとなく昔の日本の観光地の食堂みたいです。

 さて、午後からは「ロリュオス遺跡群」の観光です。ここはアンコール時代よりも前の遺跡なので、だいぶ雰囲気が違います。ここまで来る観光客も少ないので、なんとなくのどかな空気が流れています。

 カンボジアで観光していると、行く先々で子供達が待ち受けています。彼らはたいてい手にクロマーというカンボジアの布かTシャツを持っていて、それを売りつけてくるのです。値段は1ドルから5ドル程度。でも、直接的にお金を要求するのでなくて、そうやって「物を売る」というところが感心です。特にロリュオス周辺の子供達は「販売チャンス」も少ないせいか熱心でした。だけど、早くあの子達が物売りをしなくても生活できるようになって欲しいものです。

 プリア・コーの聖なる牛にまたがる。

 ナーガ(蛇)の像に頭を噛まれているつもり。
1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目