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No.28 苦渋の決断

 シアトルからの旅行の帰り。待合室で搭乗を待っていると、ダブルブッキングだったのか係員が「席を譲ってくれないか」と聞いて回っている。よほど困っていたらしく「見返り」も最初は「ボーナスマイル」だったのがそのうちに「現金」になり、金額も少しずつ上がっていきます。最終的な条件は、そのまま国内線でロスへ飛び、そこで一泊(もちろん航空会社もち)、一日遅れで日本へ帰るというもの。荷物は積んじゃったから先に日本へ届きます。でもって、謝礼は別途500ドル支給!
 さすがにこれには気持ちが揺れました。休みには余裕があったから、その日程でも何の問題も無かったのです。でも、でも、万が一、それに乗りかえて事故に合ったら・・・、そんなことが一瞬、頭をよぎりました。もし500ドルにつられて事故にあったりしたら良い笑いものです。結局、小心者の僕は予定通りのフライトで帰国したのでした。あ〜もったいないことをしたな〜。


これがその時の飛行機。
素直にこれに乗って帰りました。


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