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No.43 添乗員さんの不運

 インドのツアーでのできごと。
朝、バスの中で人数確認をしている添乗員さんのあごに青アザが。どうしたのかと聞いてみれば、なんと、前の晩、階段を踏み外して途中の踊り場まで頭から落っこちたのだとか。本人いわく「体が宙を浮いてました」って。その時に顔から落ちてあざを作ったらしいのですが、よくそれだけで済みましたよね〜。普通なら骨の一本や二本折っていても不思議ではないですけど。さらにこの添乗員さんの不運はこれだけでは終わらずに、別のホテルの滞在中には、レストランのトイレで閉じ込められてしまい、数十分後にようやく気が付いてもらい救出されるという事件もありました。いずれもいわゆる「宮殿ホテル」での出来事。照明が暗かったり、扉の建て付けが悪かったり、ちょっとした危険があちらこちらに潜んでいるのです。宮殿ホテルに泊まるときはこの添乗員さんのことを思い出して、気をつけるようにしましょう。


その添乗員さん。あごのアザと、手の甲の傷が痛々しいでしょ。


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