カンボジア、アンコール遺跡での旅行にて。ある遺跡は見事な象の彫像がシンボル。実物大よりは小さいけれどそれでも人の背丈よりも大きな象が、建物の四隅に堂々とした趣で並んでいます。すると、現地のカンボジア人のガイドさん、何を思ったのか「さぁ、象に乗ってみましょうよ!」といってほとんど強引に僕らを象に乗せようとします。まず「男性はメス象」にということで、僕から象にまたがり記念撮影。次に一緒に来ていたKさんは「女性はオス象に」ということで別の象へ案内されました。そして背中へ登ろうと思って片足をお尻のところにかけた瞬間、Kさんは両足がつっぱってしまい前にも後ろへも動けなくなってしまったのでした。実はオスの象はメスの象よりも一回り大きくて、もともと登るのはかなり難しかったんです。結局、その体制のまま10分ちょっと。少しずつ体の重心を移動させて、なんとか下へ降りることができたのですが、危なかった〜。一時は真剣にどうなることかと心配しました。
やっぱり、遺跡へ行ったらこういうことをしてはいけないのですね。
|